リアリティTVスター、キム・カーダシアン(30)の母でカーダシアン3姉妹らの「ステージママ」でもあるクリス・ジェンナー(55)が、キムの結婚式に備えてフェイスリフトを受けたことが明らかになった。
ママ+マネージャーで、「ママネジャー(mom-ager)」と呼ばれ、厳しくカーダシアン家の面々の仕事をマネージングしているやり手のジェンナー。先月末には、NBAクリス・ハンフリーズ選手と婚約中の「ワガママ花嫁」いいや「こだわり花嫁」のキムに付き添い、LAのヴェラ・ウォンのサロンに現れた。全身ホワイトのパンツルックで現れたキムと、双子のように似たコーディネートで登場、カーダシアン家の最大の売れっ子であるキムの晴れの日に向け、ドレス選びに熱心な様子を見せていた。
キムの式準備に参加しているうちに、ジェンナーはママである自分も格好よく式に参列したい、そう思い始めたようだ。実はジェンナーが今から1か月ほど前に、こっそりと美容整形術のフェイスリフトを受けていたことが明らかになった。キムの妹、クロエ(27)が『NYデイリーニューズ』紙に明かしたことには、「ママは術後、アメージングよ。1週間ほどは顔がすごく腫れたりするって聞いていたけど、それも気がつかなかったくらい。」とのこと。
そしてこのフェイスリフトの様子は、何でもリアリティTVに撮らせてしまうカーダシアン一家のこと、もちろん彼女らの番組『Keeping Up with the Kardashians』のクルーが手術室まで入り込んで撮影していた。
同番組を放送している『E!』ネットワークが公開した予告編ビデオによれば、美容整形外科のオフィスに到着したジェンナーは、「こんなに朝からストレスを感じたことはないわ。死にたくない。」とジョーク気味に言った後、「手術を受けるのが怖い。」と突然涙を流し始めた。手術を見守りに来ていたキムは「泣かないで、もし怖かったらやらなくてもいいのよ。」と優しく励まし、キムの姉のコートニー(32)、クロエと弟のロブ(24)らも「ママ、頑張れ」とジェンナーに抱きついて励ました。
そしてジェンナーが手術室に運ばれ、麻酔をかけられて手術が始まる。全てが終わり、顔に包帯を巻かれたままのジェンナーに、キムが「ママ、ファビュラスよ。とってもゴージャス」と手術の結果を褒めるというオチ付きで、カーダシアン家全員が、「美しき家族愛」を披露してみせるというエピソードになっている。
ジェンナーは顔全体の若返りをするフル・フェイスリフトではなく、目の下と首の周りを部分的に持ち上げるミニ・リフトを受けたそう。「ピクチャー・パーフェクト・ブライド」とは式のために磨きをかけた美しい花嫁を称して言う言葉だが、ジェンナーは、「ピクチャー・パーフェクト・ママ」を目指したということらしい。キムは自慢の美尻が整形ではないことを近頃証明したが、ママは自身の整形の様子まで一部始終さらけ出してしまった。さすがカーダシアン家、やることが並外れているが、もうこうなったらあとはキムが式後に「初夜」の様子でも晒すくらいでしか、対抗できないのでは?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)