お笑いコンビのハイキングウォーキングは、長髪で強烈なキャラクターの鈴木Q太郎をメインにしたコントで人気がある。そのネタを作っているのは、相方「卑弥呼さまじゃない方」の松田洋昌。その松田が6月24日のブログ、ハイキングウォーキング松田の「くだらない毎日」内で、Q太郎のあまりの“いい加減な”言動を明らかにしている。
松田のブログによると、コントの日本一を決める『キングオブコント』でネタをどうするかQ太郎に意見を聞いたときのこと。松田は色々と提案したが、Q太郎はあまり自分の意見は話さなかったという。
その後に第三者を入れて再度、『キングオブコント』についての打ち合わせを行ったらしい。その場でQ太郎は、饒舌に自分の意見を話し出した。「~だから、こうしたらイイんじゃない?」などと自信たっぷりに話しているQ太郎を見て、唖然とした松田。なぜなら彼が言っていることは全て、少し前に2人で打ち合わせしていたときに松田が話していたことなのだ。おまけに違う日に話していた松田の意見も織り交ぜて、完全に自分の意見として話しているQ太郎の様子がブログに詳しく書かれている。驚きなのが、Q太郎は松田の意見を盗っている―という自覚が無いこと。Q太郎が、あたかも自分が考えた意見のように気持ちよさそうに話す様子を見て、松田は「余程の天然か…」とあきれている。
さらにブログによると松田ばかりではなく他の先輩芸人から言われたことも、Q太郎は「自分の意見」として、後輩などに説教していることもあるらしい。先の打ち合わせではとうとう松田が我慢できなくなり、「あなたが言っていることは、僕の言っていた意見だろ。」と指摘しても、「そうでしたっけ? あはは…。」で終わるようだ。お気楽すぎるQ太郎。
パチンコに熱中しすぎてネタの打ち合わせをキャンセルしてきたり、ライブで台詞を忘れ松田を舞台に残して逃げ出したのが3回―と綴られている今回のブログは長文で、Q太郎に対する不満が爆発している。もう堪忍袋の緒が切れたのかと思ったが、最後にこう書かれている。「でもQ太郎は面白くて僕に無いものを、沢山持っている。」なんだかんだ、もう10年も一緒にいるという2人。松田は彼の天性の面白さに惹かれ、良いところも悪いところも全部大好きなのだ。それにしてもQ太郎は、自由に振舞いすぎかもしれない。どうか松田に甘え過ぎて、愛想を尽かされませんように。
(TechinsightJapan編集部 みやび)