コンサートツアーでは、ラメの入ったセクシー衣装で決めているブリトニー・スピアーズ(29)だが、ツアーの合間に長男の幼稚園の卒業式出席のため、普段着でパパラッチの前に現れ、「普通のママ」の顔をちらりと見せた。
大ヒット中のアルバム『Femme Fatale』を引っさげ、16日にカリフォルニア州サクラメントの「Power Balance Pavilion」でキックオフしたコンサートツアーでは、レディー・ガガの衣装も担当しているフィリピン出身の人気デザイナー、Zaldy Goco氏がブリトニーの衣装を担当。セクシービキニ衣装、キモノ風の羽織ものや、レザーのバイカー風アンサンブルなど9着をお召しかえして、「魅せる」はずだった。
しかし、ショー全編にわたって露出していたブリトニーのお腹からは、贅肉がプルルンとこぼれ落ち…。客からは「衣装よりも贅肉が気になった。」という不名誉な評判が立つ始末。
しかし、ツアーの翌朝の17日は、スッピンに洗いざらしの髪、ストライプのロングスカートにベージュのカーディガン、ベロアのハーフブーツという、コンサバな「ママスタイル」でロス行きの飛行機に搭乗(=写真)。ちょっと疲れた顔のブリトニーだが、恋人のジェイソン・トラウィックさんや、両親らと合流し、元夫のケヴィン・フェダーライン(33)との間にもうけた長男ショーン・プレストン君(5)の幼稚園の卒業式に出席した。
式にはフェダーラインと、彼のガールフレンドで、フェダーラインの子供を妊娠中の元バレーボール選手のヴィクトリア・プリンスさんも現れ、ショーン君の門出を祝ったという。
しかしカリフォルニア州は広い。翌18日には州内サンノゼ「HP Pavilion」でのコンサートのため、またすぐに飛行機移動したブリトニー。先日公開されたばかりの新PV『I Wanna Go』ではマイクのコードをぐるんぐるん振り回して、パパラッチを撃退している彼女だが、普段着のブリちゃんを撮影して「ママの顔」とキャプションを打ってくれるパパラッチよりも、「贅肉はみ出てるよ」と舞台の客席から指摘してくるファンのほうが、今は怖いに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)