プレイメイトのクリスタル・ハリス（25）が、PLAYBOY創刊者のへフ爺ことヒュー・ヘフナー氏（85）から、式の5日前に「逃げた」にもかかわらず、彼にもらった9万ドル（およそ720万円）の婚約指輪と高級車ベントレーを、「返さなくていい。取っておきなさい。」と言われていたことが明らかになった。

「心変わりした元カノジョから、モノを返してもらうわけにはいかないぜ…。」そう彼が言ったかどうかは定かではないが、ジェントルマン・ヘフ爺の意外な「懐の深さ」が明らかになった。

PLAYBOY7月号には結婚を記念して「ミセス・ヘフナー」としてグラビアでポーズをとっていたクリスタル。しかし、「女性が私だけじゃなければ、結婚する意味がない」「マンションでの窮屈な生活はイヤ」と涙ながらに結婚式をドタキャンし、プレイボーイマンションを飛び出した。式を挙げるはずだった18日には日帰りでラスベガスに飛び、ビキニ姿でプールに現れ、パーッとウサを晴らしていた。

一方のヘフ爺も、すでに次へと「ムーブオン」して気持ちを切り替えた。クリスタルの親友のプレイメイト、アンナ・ソフィア・バーグランド（25）を「後釜」として選び出し、プレイボーイマンションでの映画鑑賞会ですでにイチャイチャしているところが目撃されている。

翌日の19日、ヘフ爺の様子を見にマンションに舞い戻って来たクリスタル。彼にもらった3カラットのダイヤモンドの婚約指輪と、彼の飼い犬のキャバリア・キングチャールズ・スパニエル「チャーリー」を返すつもりでドアを叩いた。クリスタルは前日、ベガスのプールサイドで芸能リポーターに囲まれ、「彼に指輪は返すわ。次へと進みたいから。」と語っていた。

しかし、意外にもヘフ爺の答えは「犬は返してくれ。指輪は取っておきなさい。」というもの。ヘフ爺は他にも、以前クリスタルに贈った英国製の高級車ベントレーを「返さなくていい」と受け取りを拒否したという。

ヘフ爺は犬のチャーリーを返してもらったのが、ことのほかうれしかったらしい。ツイッターで「クリスタルは、チャーリーはワシといたほうが幸せだと思ったらしい。チャーリーがいなくて寂しかったからありがたい。」とつぶやいた。

20日には「全てが終わった後で考えてみると、恐らくシングルでいることがベスト。ワシは弾丸を撃ち損ねたということだ。」と達観したつぶやきで、立ち直りの早さを見せた85歳のヘフ爺。クリスタルは今回の件について、「彼は今後二度と結婚をすることはなく、死ぬまで独身を貫くつもり。」だろうと語っている。こうなったらヘフ爺には、文字通り「ミスター・プレイボーイ」の人生を全うしていただきたい。しかし、バイアグラの飲み過ぎには十分注意が必要であろう…。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）