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ヨハネスブルグの教師が2名懲戒免職となっていたことが3月31日わかった。一人は生徒に暴行を加えた教師、もう一人は大麻を生徒と一緒に吸っていた教師だ。
3月22日ファインタウン小学校では、13歳の生徒が恐怖の体験を語った。クラスの生徒が男子生徒を机の上に押さえつけ、教師が殴り続けたのだ。「(先生が)何度も殴るので、最後は神経が麻痺していたようで何も感じなかった。」というほど強く長く殴られた。男子生徒が殴られたのは、自分の課題に先生のニセのサインを書いたことがばれたからだという。
もう一人の教師はセント・ジョーンズ高校の英語とラテン語の教師で、昨年からこの学校で働いていたが、3月28日をもって免職となった。1ヶ月前に生徒が持ってきた大麻をその生徒と吸っていたことがわかったからだ。南アフリカの大麻は『ダッハ(dagga)』と呼ばれる常習性、毒性の低いものだ。この男性教師は学校の寄宿舎での生活指導も行っていたそうで、学校側は非常に遺憾だと発表している。また、一緒に大麻を吸っていた生徒は、カウンセリングを受けている。
ヨハネスブルグのあるハウテン州の教育省は事情聴取とともに、校長や事務長などを召喚し学校内の規律など全体的な調査を行っている。
教育を重視している南アフリカ政府はどう出るか?
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)