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1月9日から15日までスーダン南部の分離・独立を問う住民投票が行われ、初期結果では98.8%もの賛成投票となったようだが、ある地域では100%を超える投票率のところもあったようだ。
スーダン南部の分離・独立の投票が行われ、98.8%にも上る独立賛成投票となっている。しかし、ある政治ジャーナリストの分析によると、南部79の地域があるなかで10地域が投票率100%を超えていたことが明らかになった。投票数は少ないところでは3票多く、Jongleiという州では、最も多い720票多かったそうだ。
スーダン全体で2600箇所以上もの投票所があるが、調査委員会は33箇所の投票所について調査を進めている。しかし、「投票結果は明らか」として過剰の投票率にも大して騒いでいないのが現状だ。
現在の住民投票の結果が承認されれば、今年の7月にもスーダン南部は世界で一番新しい国となる予定だ。
投票率が100%を超えていてもたいした論議にならないのが『アフリカ流』なのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)