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ジンバブエのMutsadonaという場所にある湖の近くで南アフリカ男性(55歳)がゾウに襲われて死亡した。最近のジンバブエのゾウは人間に対して非常に警戒心を抱いているらしい。
亡くなったヨハネスブルグ出身の男性は、10月21日、友人たちとジンバブエの湖畔で釣りを楽しんでいた。そこにゾウの群れが水を飲みに湖へやってきたので、男性は写真を撮ろうとカメラを取りに車へ走った。しかしこれがまずかった。ゾウは男性に突進、男性はその場で死亡した。
ジンバブエの自然保護特別委員会は「一般に釣りをするのは、動物が水を飲みに集まってくるのを考慮してボートに乗ってするよう決まっている。なぜ、どのようにして彼らが湖畔で釣りをできたのかがわからない。自然保護の立場から、亡くなった男性はもう少しゾウの習性などわかっていてもらいたかった。」と述べている。
また、ジンバブエのゾウは最近密猟の被害に遭っているので人間に対してトラウマを持っており、人間には非常に攻撃的になっているそうだ。
男性の遺体は今週中にヨハネスブルグへ戻ってくる。
自然の中へ行くときは、自然の掟に従うべきだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)