モーニング娘。として活躍していたミキティこと藤本美貴はソロ活動からモー娘。に加入した。当然ながらメンバーには先輩だが年下の者もいる状況が発生して、なかなか大変だったようだ。
お笑い芸人の庄司智春と結婚して元気なのは夫ばかりではない。ミキティも実にいきいきとバラエティでトークをするようになった。モー娘。時代には遠慮もあったのだろう、最近の歯切れの良いトークは独特のキャラとなりつつあるほどインパクトがある。
9月9日に放送された「5LDK」では、モーニング娘。時代の不満を明かしてサッパリしたようだ。
記憶にある方も多いだろうが藤本美貴はモーニング娘。のオーディションに落ちながらも才能を認められてソロデビューしたのである。その後、モーニング娘。として道重さゆみ、亀井絵里、田中れいなと共に第6期メンバーとして加入が発表される。
「その時点で『いらっ』ときたやろ」と司会のTOKIOから突っ込まれるとミキティも否定はしなかった。さらに「ソロの頃は笑顔があったもんな」と言われると笑っていた。やはり、モー娘。での自分の微妙な位置に戸惑っていたのは事実なのだろう。
モー娘。はみんなでバスで移動するのだが車内ではみんな眠るのが常だった。多忙なスケジュールで休憩をとる貴重な時間なのだが、中にははしゃいで騒ぐ者もいたという。
例えば辻希美は騒ぐことが多くミキティが「うるさ~いっ」と一喝して静まらせるのだった。
ミキティの性格は“男前”なうえに“せっかち”なので気に入らないとすぐに口にするのだ。
面白いエピソードでは通販会社から電話があり「パンフレットをお届けしていましたが、ご不明な点などございませんか?」と聞かれて「パンフレットに書いてありますから、電話してもらう必要はありません!」とキッパリ言うのだ。通販などの電話をしつこいと思ってもなかなか言えないものだ。
そのミキティが辻希美以上に、モー娘。のなかで嫌いだった娘がいたと明かした。彼女らしくズバリと言ったその名前は“石川梨華”だった。石川梨華はミキティと同い年なのだが、歳に似合わず口うるさくて「メンバーのお母さんみたい」に口出ししたそうで、当時はそれがホントに気に入らなかったのだ。
2人ともモー娘。を卒業後はフットサルのチームで共にプレイするようになり、わだかまりもなくなって仲良くしているとのことだ。
このようにズバズバと本音を語るミキティだが、ここまでサバサバしていれば、どこかで辻希美や石川梨華がこの番組を見ていても追及する気にもならないはず。もはや笑って聞き流すしかないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)