一家全滅・・・これほど凄惨な出来事はないであろう。まだ幼い姉妹2人が殺され、母親は誘拐された。数日後、母親は遺体となって発見。南アフリカではワールドカップが終わってから、物騒な事件が増えてきた。

金曜日、生後8ヶ月と4歳の姉妹が自宅で亡くなっているのが発見された。母親の友人が訪問した際に家の様子に異変を感じ、セキュリティ会社に連絡した。しかし、8ヶ月の赤ちゃんはベッドで首を絞められて死亡、4歳の少女は浴室で溺死していた。姉妹の母親は行方不明、家のドアを抉じ開けられた跡があることから、母親（28）は誘拐されたとみて警察は捜索を続けていた。

残念ながら、母親は日曜日にSoshanguveというエリアで遺体となって発見された。警察によると、母親は首と耳を刺されており、服の一部が剥ぎ取られていることから性的暴行を受けた可能性もあるとみて捜査している。また、犯人は被害者の知り合いとも考えられている。

殺害されたこの28歳の母親は、今年の1月に車の事故で亡くなった元地方官庁のいとこに当たる人物と結婚していた。事件に関係があるのかはわからないが、全ての可能性を考えて捜査していると警察は発表している。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）