アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】”毎日消える”ジャグジーの水と判明した意外な”犯人”。(南ア)

アフリカらしい話をご紹介したい。南アフリカの北西部に位置するゲーム・ロッジ(サファリの出来る宿泊施設)で起こった怪奇現象だ。ここ数ヶ月間、ゲーム・ロッジの屋外ジャグジーの水が朝になるといつもなくなるという現象が起こっていた。事件の意外な”犯人”はゲーム・ロッジの宿泊客が見つけ出した。

ゲーム・ロッジで働いている女性は、毎朝ジャグジーの水がほとんどなくなっていたことに疑問を抱いていた。水漏れのチェックを入念にしながら、毎日忠実に水を入れてお湯を沸かしていた。しかし、その甲斐もなく次の日には水はまたなくなっていた。この疑問を解決するのに数ヶ月間かかった。

疑問が解けたのは宿泊客が送ってきた一枚の写真。そこに写っていたのはジャグジーによりかかり鼻から水を飲んでいるメスのゾウ「Troublesome(やっかいもの)」だった。よく見るとジャグジーの手すりにもキバの跡が見えたそうだ。

女性は「このゾウを『Troublesome(やっかいもの)』って呼んでいるけれど本当はやっかいものではなくて、とても心の優しいゾウなの。ただ、ジャグジーに水を入れているときに、何が起こっているかを知ろうと歩き回っていたみたい。私たちは決してゲーム・ロッジの宣伝としてゾウの行為を公表しているわけではありません。」とコメントしている。

ロッジにいる他のゾウもジャグジーの水を飲みに来ているのではないかと考えられているが、Troublesomeがこのジャグジーの『常連』であることに間違いはなさそうだ。

今後、スタッフによってジャグジーの水を飲ませないようにするという。宿泊客も安心してジャグジーを楽しめるだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)