南アフリカのラジオ局『ジャカランダFM』主催の”2 bOObs & a bag of cash(おっぱい2つと現金の詰まったバッグ)”コンテストで、3万人が「おばあちゃんのおっぱいにさようなら」と新しいおっぱいと現金を求めて競い合った。
現在の最終候補者は5名、新しいおっぱいで自信を取り戻したいという女性が勝ち残った。5名は先週プレトリアの交差点に立ちチラシやポスターなどで自分たちをアピール、その後一般の人による投票によって勝者が決まることになる。ポスターには”私の胸は今はナッツだけどメロンが欲しいの!”や、”私を救って!私に投票して!”など印象に残るコメントが書かれていた。
候補者の1人マリアンはプレトリア在住で3人の息子を持つシングルマザー。彼女の胸は大きさが違っていることが悩みで、元夫はそれでもかまわないといっていたがマリアンは満足できなかった。「同じ大きさの胸が欲しいとずっと思っていたの。このコンテストに必ず優勝してみせるわ。」と胸への熱い思いを語っていた。
一方、このコンテストに異議を唱えているものもいる。ステレンボッシュ大学のある教授は、「彼女たちは胸の手術代が、応募する際の携帯のショートメール(SMS)料金から出されていることを知らない。さらに手術の危険性もわかっていない。」と警告している。
このラジオ番組は過去にも”真実の告白”というコンテストを行っていた。これは驚くような秘密を暴露し、優勝者には10万ランド(日本円約120万円)をプレゼントするというもの。ちなみに優勝者の男性の秘密は、アルコール中毒、浮気、妻への暴力などであった。おっぱいコンテストはこれに続く「物議をかもしだす」コンテストとなっており、賛否両論だ。
乳房を綺麗にみせたいという女性としての熱意は、恥も外聞もないのだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)