発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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南アフリカのクワズルナタル州にある孤児院で火災が発生、11人が死亡した。そのうち8人は子供だった。火災の原因は不明だ。
2月9日火曜日、牛にえさをやっていた男性が孤児院から煙が出ているのを発見。近づいてみると孤児院の中から叫び声が聞こえ、女性が中に飛び込み、2、3人の子供が地面に横たわっていた。火はすでに人力では消せないほど燃え上がっており、叫び声は少しずつか細くなり消えていく。地面に横たわっていた子供が死んでいることに気づくのに時間がかかったと、男性はショックを隠せない。
孤児院を経営していたサラ・アレンさんも子供を守ろうと、燃えている家に駆け込み死亡した。死亡したのはアレンさんの子供たち4人を含む子供8人、アレンさんを含む大人3人の計11人。死体は身元を確認できないほど燃えていたそうだ。また9人の子供は無事逃げ出し病院へ搬送されたが軽症だった。警察は鎮火後も更なる犠牲者がいるかどうか確認している。火災の原因はガスによる爆発もしくは電気系統によるものとみられているが、現在調査中だ。
アレンさんは自分のことより他人のことを優先させるすばらしい人物で、子供を愛し、孤児を受け入れるという人生の選択を後悔したことは一度もなかったそうだ。孤児院を始めて6年経つが一度も音を上げたことがない強い精神力の持ち主だったようだ。
市のコミュニティサービス長は、アレンさんの経営する孤児院は子供にとってもっとも安全な福祉施設だったと嘆いている。また女性、子供、障害者関連の大臣はこの事故は国にとっての悲劇だと述べている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)