発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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南アフリカ人が自分たちの生活を侵されたくないと、移民してきた外国人に暴力を振るう「ゼノフォビア(Xenophobia)」。数年前から徐々に過激化しているのだが、不景気に見舞われている今年も被害が続出している。
ケープタウン、火曜日の早朝、南ア人は、期間限定の労働者を求めてやってきた農家のトラックに外国人(主にジンバブエやレソトなど)が乗り込むことを防ごうと必死だった。彼ら外国人は、南ア人よりも低賃金で働こうとするため、どうしても南ア人が仕事をもらえなくなってしまうからだ。外国人が借りていた部屋を破壊するという事件も起きた。
先週の金曜日には、もぐり酒場でおこった喧嘩がジンバブエ人が原因という噂が立ち、そこからゼノフォビアに発展した。その際には68名の外国人が警察署の横にある市営物置で寝る羽目になった。さらに火曜日には1000名を超える外国人が全財産を持ってホールに集まらざるを得ない状況にまでなった。
警察は「こういったゼノフォビアは毎年起こっていること。この問題を解決するためには、国全体で充分な計画を立てなければならない。」と述べている。
外国人が麻薬を持ち込んだり犯罪を犯すという事実もあるが、南ア人より働く意思が強い外国人も多い。今後ますます増加する傾向にある外国人流入にどう対応していくかが、大統領のリーダーシップに任されることになるだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)