発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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南アフリカ西ケープ州で、月曜日の早朝、嵐が襲った。この嵐で少なくとも5人が死亡した。
この時期の西ケープ州は初夏の陽気。地面一面に花が咲き乱れ、日差しが徐々に強くなり、夏の始まりを迎えるのが普通。しかし、月曜の朝未明に強風が吹き、朝5時過ぎには雷を伴う嵐が襲ってきた。
月曜朝未明の強い風で、サマーセット・ウェストという町の農場で大木が倒れ家を直撃、屋内で寝ていた5歳の少女が死亡した。気象情報によると、当時120km/hという強風が吹き荒れていたそうだ。
朝5時過ぎにはさらにひどくなり、今まで聞いたことがないぐらい大音量の雷が次々と発生、この季節では考えられない「あられ」も降っていた。ハリケーンのような突風が吹き荒れ、海沿いは波が高く、救助隊は警戒態勢をとっていた。
このようなおかしな天候は、西ケープ州全域を大混乱させた。停電が起こり、それによる渋滞もひどかった。さらに根こそぎ吹き飛ばされたり、あるいは途中で折れた大木などが家を直撃するなどの被害もあった。現在5名の死亡が確認され、行方不明者も1人いるとのこと。被害はさらに拡大しそうだ。
一般的に大きな地震やハリケーンなどもない、比較的はっきりした気候が南アフリカのいいところだったのだが、地球温暖化に伴ってかここ最近は天候異常が見られる。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)