南アフリカのナショナルラグビーチーム「スプリングボック」で、2007年のワールドカップ優勝に導いた元ラグビープレイヤー「パーシー･モンゴメリ（Percy Montgomery）」。引退後は、妻への暴力が取り上げられている。

スプリングボックのフルバックとして2008年まで活躍していた彼の的確なキック力は周知の事実。さらに甘いマスクと、ころころ変わっていた髪形でも名を馳せていた。しかし家庭では２児の父でありながら、ラグビープレイヤーとしてあるまじき行為をしていたようだ。

モンゴメリが妻から暴行容疑で告訴されたのは月曜日。どうやら、前日の日曜日に夫人の両親宅で起こった出来事だったらしい。モンゴメリ夫妻は南アのセレブリティということもあって、今回の家庭内暴力の件は慎重に対処しなければならない。前から夫人への暴力が噂されていたモンゴメリ。夫人の体を殴る蹴るしていたそうだ。今回の告訴は、夫婦間の口論が激化し、急ぎで提出されたもので、ややオーバーリアクションだったという。そのため、すぐに告訴は取り消された。逮捕されていたモンゴメリも釈放されている。

迷惑をこうむったのはもちろん警察。強盗や殺人が頻発している中でのこういった案件は、警察の時間と財源の無駄。「今回のように告訴してすぐ取り消すような場合は、告訴されてからの経費などを払ってもらうべきだ」という警察官もいるようだ。

モンゴメリの家庭内暴力は事実らしいが、ラグビー同様、落ち着いた対処をして欲しい。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）