writer : techinsight

【クリたまTVウォッチ!】手越ファンよ、安心してはいけない。“イモト”はけっこうカワイイぞ。『24時間テレビ』一人座談会。

「選挙報道でイモトのマラソン中断」、「ジャニーズ他出演者へのギャラ支給」など、『24時間テレビ32 愛は地球を救う』をめぐる悲喜こもごも。なんだかんだ言いながら24時間のうち、15時間くらいTVつけっぱなしで見てしまった記者の一人座談会を始めよう。感動のイモト・ゴールイン時に燃え上がった手越祐也ファンの嫉妬心と共に『24時間テレビ32 愛は地球を救う』を熱く語る。

『24時間テレビ32 愛は地球を救う』で、何千人という来場者の善意に笑顔で答え、大役を終えた途端、宙に舞った新型インフルエンザ・ウィルスに感染してしまったNEWSの錦戸亮(24)と山下智久(24)。数多くの人が行きかうスタジオでのTV収録、コンサート会場、疲労、何で感染したのか分からないが、とにかく大役を任された『24時間テレビ』後の感染。こんな時くらいゆっくり休ませてあげてほしい。『ブザービート』『オストロスの犬』の収録が遅れるとはいっても、視聴率集めの為にスタートがずれこむことだってあるのだから。

この番組でギャラは払われても、記者は別に悪いと思わない。『24時間テレビ』がノーギャラだったら、アグネス・チャンか、お笑いひな壇タレントばっかりになっちゃうし、CMが無くなっちゃったら、企業の善意?も水の泡だ。そもさま日本の企業がタレントがノーギャラで番組に出演したからって販売価格を安くするとか、浮いた分を寄付するとか、そういう発想はあまり無い。

今回の『24時間テレビ』は、イモトのマラソンの他に、オセロ松嶋の世界遺産めぐりや、高校生ダンス大会など、けっこう面白い企画が盛りだくさんだった。その為、少々国内外の福祉レポートなどが少なかったようだ。そしてドラマ。一日目の夜、記者が陣内孝則の寒いダジャレ(ドラマ『にぃにのことを忘れないで』。)にイライラしていると、実家の家族のすすり泣く声。感動している人は感動している。錦戸くん、記者以外にはちゃんと伝わってるから安心して・・・・・。

そして「お約束」どおり、無理な長い距離を走らされているイモトはヒザに痛みが走る。しかし、『総選挙特番』と重なり、一旦マラソンの中継が中断するもその後、無事ゴール。イモトの頑張りに感動して涙を浮かべた手越祐也がスタジオで待ち構え、「イモトのご希望どおり」ハグをしてくれたのだが、そっけなく一瞬で手越から離れるイモト。疲れ・痛みはピークに達しても、手越ファンの“嫉妬や殺気”は鋭く察知。ここでも危険(ネットの炎上か。)を避ける動物のカンは働くのね。

でも、「手越ファンたちよ、安心してはいけない。」と記者は思う。
スッピンこそ不細工だが、眉毛を整えきちんとメイクすればイモトはけっこうカワイイ。実はスタイルも良く、「イッテQ!」でも披露した、白いビキニ姿も眩しかった。そしてそんじょそこらのギャルとは比べ物にならないぐらい明るくて頑張り屋であるイモトは、美人ばかりが活躍する芸能界でも目立つ存在だ。チャラ男っぽくなったが、“素直そうな”手越が惹かれても別におかしくないないのである。

と、いらぬ若い男女の恋を勝手に想像する記者。なんだかんだ言って、一番『24時間テレビ』を楽しんで見た。無愛想だろうが何だろうが、生放送の山ピーがずーっと映っているのはファンにとっては基本嬉しい事だ。もう今や、主役は“欽ちゃん”ではなく、黄色いTシャツでもなく、ジャニーズでさえない『24時間テレビ』。
主役は“頑張っている人”と“それをTVで見る人”。それ程定着している。

今回24時間テレビで集まったお金は2億円とも言われているが、(まだ全部は未集計)金額の問題ではない。この番組をやることによって世界の貧困問題や日本の福祉が盛り上がるのだからやる価値はある。たとえ長距離を泳いだ盲目の美少女のガンバリを知るきっかけが、ジャニーズだって、それはそれでいいのである。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)