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南アフリカの玄関口、ヨハネスブルグのタンボ国際空港。この玄関口で、荷物を失くす人がたくさんいた。しかし、過去2年に比べると、今年は大幅に減っているようだ。
「せっかく目的地に着いたのに、荷物がない!」という悲劇は、住み慣れない土地に降り立った旅行者にとってその国のイメージを大きく変えてしまう要素になる。ただでさえイメージの悪い犯罪多発国南アフリカならなおさらだ。
タンボ国際空港では1日およそ2万個の荷物を処理している。2007年からの1年間で、荷物の紛失は1日約30件起こっていた。しかし、2008年度では1日18件に、そして今年に入ってからは1日12件まで荷物泥棒は減っている。
この荷物泥棒は飛行機から空港の手荷物受取場所に行く間で盗まれてしまうので、荷物の所有者はどうしようもない。以前テレビでも、ベルトコンベアーから流れてくる荷物を盗む従業員が隠しカメラに映っていて問題にもなった。
空港のセキュリティ関係者は、2007年にセキュリティシステムを強化、今回の結果に満足している。
一般の国際空港での荷物泥棒発生基準は0.1%、1000個に1個の荷物が盗まれる計算になるが、ここタンボ国際空港では2007年で0.15%だったのが今年に入って0.06%と目覚しい進歩を見せた。
旅行者の荷物は、盗まれた後不正に売られることが多い。これは世界中で起こっていることだ。この被害を防ぐためには、不正売買の市場を摘発する必要がある。
ワールドカップにむけて旅行者を狙う犯罪者と、旅行者を守るセキュリティの戦いは続く。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)