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ケープタウンの有名な漁港の一つハウト・ベイ(Hout Bay)の向かいにそびえる山のてっぺんがオークションにかけられた。しかし、そこでデモが発生。デモを起こしている人たちは自然を守るためではなく、自分の暮らしを守るため。彼らの主張とは?
デモ隊は水曜日の朝8時から行進を始め、「自分たちの山」に近づくと500もの石を投げ出した。警察はデモを抑えるためにゴム弾を発砲。幸いけが人も逮捕者も出なかったが、2台の車が破損、デモは午後のうちに解散した。
デモを起こしているのは山のてっぺんで暮らす浮浪者たち。デモを行なった理由は「山は南アフリカで生まれ育った人たちみんなのもの。個人所有のものであってはいけない。」との主張。
ハウト・ベイにある山のてっぺんは321m、「The Sentinel(見張り台)」という非登録の名前で親しまれており、ケープタウンのランドマークとして見晴らしもよく、オプラ・ウィンフリー、ドナルド・トランプ・ジュニア、ビル・ゲイツ基金などの著名人から密かに注目されていた。
今回のオークション落札者は、お望みとあればその山のてっぺんに自分の名前をつけることができる。土地の所有者は2005年に6万ランド(約72万円)で購入、土地の値上がりに乗じて今回のオークションを行なった。オークションでは2件の申し出があったもののオークション実行者は断り、後日延期という結果となった。
たとえここが無事売れたとしても、彼ら浮浪者に潜まれては居心地が悪いのではないだろうか・・・。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)