先週の金曜日、アメリカの「NBC’s Today Show」で今年度の『旅行&レジャー・ワールド・ベスト・アワード』が発表、南アフリカの「ブッシュマンズ・クルーフ(Bushmans Kloof Wilderness Reserve)」が堂々の1位に輝いた。
14年目を迎えるこの『旅行&レジャー・ワールド・ベスト・アワード』は、読者の投票によるもので、部屋・設備、ロケーション、サービス、レストラン・食事、そして値段という項目からなる。1位のブッシュマンズ・クルーフは98,7ポイント、2位の98ポイント(インドにあるホテル「Oberoi Vanyavilas」)に僅差で勝利した。ちなみに3位はやはり南アフリカの「Sabi Sabi Private Game Reserve」が続いている。
ブッシュマンズ・クルーフは以前「フォーブス(Forbes Traveler’s 400 best hotels)」や「ナショナル・ジオグラフィック(National Geographic’s Top 50 Eco Lodges)」でも取り上げられており、注目のホテルだ。
南アフリカのホテルは世界で注目を集めており、今回の『旅行&レジャー・ワールド・ベスト・アワード』でも「Singita Sabi Sands」(6位)、「The Twelve Apostles」(15位)がランクインしている。
ブッシュマンズ・クルーフはケープタウン北部のシダーバーグという山の麓に位置する5つ星ホテル。近くには南アフリカ特産のルイボスティーの産地で知られるクランウィリアムもある。8月辺りにはシダーバーグから北に沿って満開の花であふれ、観光客でにぎわい、どこのホテルも予約でいっぱいになるほど。
ちなみにブッシュマンズ・クルーフは、広大な敷地にスパやプールも完備で結婚式にも利用可能。サファリはないが、ブッシュマンが岩に描いたロックアートが130点以上もあり、ハイキングがてらに眺められる。部屋のタイプやシーズンにもよるが、一泊平均5000ランド(約6万円)で、10歳までの子供は宿泊できない。夜の静寂と満天に輝く無数の星は一望に値する。
南アフリカに来た際には、是非世界一のホテルに泊まってみてはいかがなものか。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)