アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】楽しいキャンプが一転して惨劇に。キャンパーを狙う強盗が多発(南ア)

日曜日の早朝、ヨハネスブルグ郊外のキャンプサイトに強盗が押し入り、一人が死亡した。ここ最近ではキャンプ場での強盗も増えてきている。貴重品を持ち合わせないようなハイキングでも襲われることがある南アフリカ。いったいこの国に最適且つ安全なレジャーはあるのだろうか?

日曜日の早朝、銃声と叫び声と共にキャンプサイトは騒然となった。男性が一人血まみれで倒れている。その場に居合わせた医者が、肺と大動脈を撃たれた友人を救おうとしたが、介抱も空しく5分も経たないうちに死亡してしまった。殺害されたのはクリス・ロベさん46歳。一緒にキャンプに来ていた友人によると、ロベさんは彼らのキャンプサイトから少し離れたところに倒れていた。恐らく物音を聞いたロベさんが奥さんをキャラバンに残し外に出て様子を見たところ、強盗が銃を持っていたため逃げたが撃たれたのではないかと見ている。

警察によると、同じ頃同じキャンプサイトの家族も、宝石、銀行カード、服、現金、携帯を盗まれており、同じ強盗の犯行と見ている。しかも強盗は逃げる際にその家族に石を投げつけていたという。強盗は3人、ライフルとナイフを所持しており、このエリアで頻繁に強盗を繰り返している常習らしい。

また、同じ日、キャンプ際と近辺の池で若い男性が撃たれるという事件もあり、銃痕から同じ強盗のライフルによるものと判明。さらに前の木曜日にも違うリゾートエリアで強盗を行なっていることがわかった。今回のキャラバンパークは山のふもとに位置しており、周りを植物で囲まれているため、セキュリティガードや犬を配置しているものの抜け道は山のようにあるそうだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)