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17年ぶりの不景気と言われている南アフリカ。物価が高くなる一方で生活に苦しんでいる人々に追い打ちをかけるように、水曜日から電気代、ガソリン代がそれぞれ値上げされる。
南アフリカのナショナル・エネルギー・レギュレーターは、今週水曜日から電気料金が31,3%アップすることを認めると発表した。
2009年の最初の3ヶ月ですでに南アフリカは経費削減に踏み切っており、およそ18万人もの人が職を失っている。今回の電力会社Eskomの電気料金値上げは様々な産業に影響を与え、最終的に消費者にまで及んでいる。そして、生活が苦しくなった消費者は会社に賃金値上げを要求するという悪循環が起きている。
化学薬品、製紙、印刷、材木など関連会社の労働組合はすでに17%の賃金値上げを要求している。しかし、製紙会社側では4,5%、化学分野側では7%の賃金アップを主張、以前交渉は停滞している。
電気料金の値上げと同時にガソリン代も値上げされる。
経営者にとって、二つの値上げは特にこの時期厳しいものがある。特に中小企業では倒産する会社も今後見受けられるだろう。経済アナリストたちは、これらの値上げによって一番被害を受ける、工業・産業系は経営が苦しくなると、従業員のリストラに踏み切る恐れがあると見ており、従業員解雇の前に経営の見直しをするよう呼びかけている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)