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Rank.1
ヒューマンリソースコンサルタントECAによる物価調査によると、海外労働者にとって最も物価の高い都市はアンゴラの首都ルアンダであると公表。東京の2位を越える物価高。なぜアンゴラの首都が1位なのか?
ECAの物価データは2年に1度行なわれ、370ヶ国以上で125種類の商品を比較してランクをつけるというもの。2位から5位まではなんと日本が占めている。2位の東京から、名古屋、横浜、神戸とランクイン。世界でも有名な物価高の日本を差し置いて、無名のアンゴラの首都ルアンダが1位になった理由はなんなのか?
アンゴラは現在空前の経済成長を謳歌している。2002年に27年間続いた内戦が終了し、石油産出国として多くの海外労働者が殺到しているという。
内戦で国内産業がダメージを受け、インフラも安定していないので、食料や建築資材、その他多くの物資は他国からの輸入に依存している。そのため物価はどんどん高くなっていっている。一般のルアンダの賃貸アパートは、水道と電気代込みで一ヶ月1万5千USドルもする。外食も100USドルは当たり前、ヨーロッパから輸入しているチーズは、1かけ15USドルもする。
この物価高は人々の生活に全くつりあわないものだ。なぜならアンゴラの3分の2の人口に当たる人々は貧困に苦しんでおり、1日2USドル以下の生活を強いられているからだ。
2位の東京に比べると、ルアンダの物価高は決して喜ばしいものではないようだ。ただ、アンゴラの今の状況は日本の戦後の軍需景気に近しいものがあるのかもしれない。ぜひとも団塊世代の日本人からアドバイスをいただきたい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)