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writer : maki

【エンタがビタミン♪】小芝風花が明かす坂上忍の素顔 「違う意味で泣きそうだった」

NHK連続テレビ小説『あさが来た』で波瑠演じるヒロインの娘・千代役を務めて注目を集めた小芝風花。バラエティ番組『行列のできる法律相談所』で以前、坂上忍から怒鳴られるように指導されたことを振り返った。当時を知るレギュラー陣は彼女が泣かなかったのは凄いと感心するが、実は「違う意味で泣きそうだった」という。

2011年に『オスカープロモーション ガールズオーディション2011』でグランプリをとって芸能界入りした小芝風花。15歳でデビューしたばかりの彼女が初めて出演したバラエティ番組が『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)だった。ゲストの坂上忍は子役指導の養成所を経営していることから、他の子役たちとひな壇に座っていた彼女が「声が小さいと言われるのですが、良い発声練習はありますか?」と相談した。

すると坂上は彼女に「いらっしゃいませ」を言わせ「声が小さい」「まだまだっ」と繰り返させた。数回目に「フゥ~」と深呼吸をして「いらっしゃいませ!」と発声して「さっきよりはちょっと良い」となんとか認められた。

それから4年を経て8月7日に放送された『行列』に19歳となった小芝風花が出演してその時の裏話を明かした。当時の収録を終えてスタジオから出た彼女は「小芝さん!」と呼び止められた。坂上忍である。何を言われるのかとドキドキしたが坂上は「全然声小さくないから、気にしないでいいよ」とフォローしてくれ、「実は優しい人だ」と分かったという。

磯野貴理子らが「あの時泣かなかったのはすごいと思った」と振り返ると、小芝は坂上から役者としての在り方を説かれて「違う意味で泣きそうだった」と明かした。当時、「さっきよりはちょっと良い」とようやく小芝を褒めた坂上は「声が小さいってのは自分を守っているだけだから。観てる方のためとか人のために自分を捨てて役に入るとかさ、考え方で全然変わってきますよ」と言い聞かせたのだ。『あさが来た』での熱演はその教えが影響しているのかもしれない。

朝ドラ女優となった小芝風花が今年の3月にTBS系の特番『ケンカ上等!大激論!好きか嫌いか言う時間 日本イライラ解消SP』に“ゆとり世代代表”として出演した。MCは坂上忍だ。役者をするプラチナ世代の女性が「着物のたたみ方を教える時にスマホで動画を撮るゆとり世代が許せない」という訴えに「私は撮っちゃいますね」と主張する小芝。坂上から「僕も着物の畳み方は教わりましたよ! スマホは撮ってませんけど僕は!」と言われて「どうしよー」と萎縮してしまう。その後、別のテーマで挽回しようと「そういう風に思われていたんだと、意見が改めて頭に入りました」と共感したところ「できればね、プラチナ世代の方の意見に納得するのはもうちょっと時間が経ってからのほうがいい」と指導されていた。

小芝風花は役者としてばかりかバラエティでの心構えまで坂上忍に学んでいるのだ。この日の『行列』では趣味の編み物によるアクリルたわしを共演者13人分プレゼントした。前日に6~7時間がかりで作ってきたという。坂上忍のアドバイスを昇華させて彼女ならではの魅せ方ができるようになったようだ。

出典:http://ameblo.jp/fuka548
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)