松井玲奈のSKE48として最後のソロ曲になるであろう『2588日』のミュージックビデオが一部公開された。タイトルを彼女がSKE48で過ごした日数としたように、デビューから卒業を決断するまでを歌った作品だ。
8月いっぱいでグループを卒業する松井玲奈。8月12日にリリースされるSKE48の『前のめり』は彼女にとって卒業シングルとなり、TYPE-Dにはソロ曲『2588日』が収録されている。劇場公演やリクエストアワーではソロで『枯葉のステーション』を歌っているが、SKE48のシングルに松井玲奈名義でソロ曲が収録されるのはこれが最初で最後だろう。
8月10日にそのミュージックビデオのショートバージョン、『2588日』MV(special edit ver.)が公開された。鉄道マニアの松井玲奈らしくJR豊橋駅のホームから乗車する場面より始まる。車内でSKE48でのレッスンや仲間たちと公演でパフォーマンスしたことを回想する設定だ。
そうした映像も胸を打つが、なにより彼女が“アイドル松井玲奈”としてのボーカルを聴かせてくれる。SKE48へ入って、ある時は孤独と闘い、ある時は仲間たちと苦楽をともにした日々と、次の夢に向かって卒業していくまでを淡々と紡ぐように歌う。
彼女自身も10日に『松井玲奈(renampme)ツイッター』でこのMVに触れており、「ショートバージョンには入ってないけど始まりはこの場所から。私の想いの始まりの場所」と1枚の写真を公開した。
MVを視聴して「私はすごい泣いちゃった。辛い。本当に辛い」「自然と涙が出てきた…」「れなちゃんが泣いたらもらい泣きするじゃんか!! フルまともに見れる気しないや」とファンも感涙している。また、彼女が投稿した風景については「豊商の体育館だー」「この体育館で、あの、演劇部のゴキブリ殺す舞台やったのかー」「昔、演劇部顧問の先生が話してた“一度スポットライトを浴びると…”の言葉。ふと心に甦ったでしょ」などの証言があった。
松井玲奈は29日、30日開催の『松井玲奈・SKE48卒業コンサートin豊田スタジアム~2588DAYS~』の後、31日の『松井玲奈 劇場最終公演』をもってSKE48を卒業する。
※2枚目の画像は『twitter.com/renampme』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)