お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造が19日のテレビ番組で、タレントの千秋と離婚した理由の一つに“金銭問題”があったことを初告白した。バラエティ番組などで千秋は離婚について面白おかしく話し、それが原因で彼女が激しく非難されることが度々あった。しかし千秋は、この金銭問題については一言も語っていない。
2007年12月に5年余りの結婚生活に終止符を打った、遠藤章造と千秋。第1子の長女を妻が妊娠している頃から女性問題でマスコミを賑わしていた遠藤は、離婚理由も彼の浮気ではないかと推測されていた。親権は千秋が持ったが、子どもの学校行事には2人揃って参加したり、娘を遠藤に預け遊びに連れて行ってもらうなど、離婚しても千秋は父と子の時間を大切に考えていた。また大晦日の人気番組『笑ってはいけないシリーズ』では、彼と別れた後も出演者の常連である。こんな2人の距離感に“本当に遠藤の浮気だけが離婚の原因だったのか”“復縁するのではないか”という様々な憶測が流れていた。
バラエティ番組などで遠藤のことが話題になると「阪神ファンなのに巨人の選手と仲良くしているのが許せなかった」「娘が(父親似の)大きな目をつけて生まれたので、用が無くなった」などと、離婚理由を面白おかしく話していた千秋。時にはこれらの発言が世間の大きな反感を買うことがあったのだが、彼女は自分の意見を訂正することも、言い訳することも無かった。そんな千秋の態度を、快く思わない視聴者もいたことだろう。
しかし今回テレビ番組で、千秋が強く止めたにもかかわらず、内緒で未公開株の儲け話に手を出し数千万円を損失した事実を遠藤が初めて告白。それがネット記事にもなると世間から大きな反響があった。相方の田中直樹や親しい芸人仲間は、怪しい儲け話に手を出した遠藤に呆れながらもそれを笑いに変えて励ましてくれたが、「身内となると話は違う」という意見がネットユーザーには多い。「騙されたのが悪いんじゃなくて、嫁の忠告を無視したのが悪い」「結婚した自分より、会って間もない詐欺師の言葉信じられたら別れるわ」と手厳しい意見がネット上に並んでいるのだ。
一方でこの問題を決して公にしなかった千秋を、「見直した」「賢い女性だ」と称賛する声があがっている。娘の父親である遠藤を守るために話さなかったのか、彼に失望したのが本当の理由なので言葉にするのも嫌だったのか。千秋の今後の発言に注目が集まりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)