『マジック・マイク』や『ホワイトハウス・ダウン』などヒット映画に主演してきた人気俳優チャニング・テイタム(34)は、結婚し子供も生まれハッピーな毎日を過ごしている。しかしそんなチャニングも、学校時代にはADHD(注意欠如・多動性障害)などに深く苦悩したとのこと。当時の大きな悩みを、このほど本人が人気誌に明かした。
俳優チャニング・テイタムが『T』誌インタビューに応じ、そこで自身をこのように評価した。
「僕は今に至るまで、自分を賢いなんて一度も思ったことがない。いろんな理由があってのことさ。」
そう語るチャニングは、ADHDや失読症に苦しんだ学校生活をこう振り返っている。
「ダウン症や自閉症の子たちと同じクラスに入れられる。そうすると周囲を見渡して、『OK、僕はこういう状態なんだ』って思いこむんだ。一般クラスに入れられても、(能力の差から)こんな風に感じてしまう。『そうか、僕は明らかに他の子たちとは違うんだ』って。」
しかし、チャニングの“学びたい”という願いは決して消えなかったという。
「そう、母にこんな風に言われた。『(何でも吸収する)スポンジのように』って。そして僕は学校や本よりも、人々から多くを学んできたんだ。」
今では俳優としてのみならず、プロデューサーや脚本執筆までこなすチャニング。今も脚本を読むのに人の5倍は時間がかかるというが、母の教えを胸に前進を続けたチャニングは、ハリウッドを代表する俳優にして大富豪に成長した。
※画像は、『Instagram tmagazine』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)