今年6月、たった15歳の命を自ら断とうとし、しばらく病院に入院していたパリス・ジャクソンちゃん。退院後の彼女が極秘のうちに全寮制の学校に入学していたことが分かったが、発覚したそのきっかけに母デビー・ロウさんは激怒している。
今年6月5日、大量の解熱鎮痛剤を服用して手首を切り自殺を図った、故マイケル・ジャクソンの長女パリス・ジャクソンちゃん。「ウェスト・ヒルズ医療センター」での処置を終えると「UCLA医療センター」に転院して精神面での治療を受け、7月中旬にようやく退院。しかし、その後の様子についてはほとんど報じられていなかった。
パリスちゃんがそれまで通っていたのは私立の名門校「バックリー・スクール(Buckley School)」で、チアリーダーにもなったがイジメを受けており、職員とその解釈をめぐり対立したことから本人の希望で中退。ホームスクーリングに変えるも、いずれは芸術学科のある有名校に入学して女優を目指すものと噂されていた。
しかしこのほどある写真がインターネットに流出し、彼女が1か月以上前からカリフォルニア州外の全寮制の学校に転入していたことが発覚。これに実母のデビー・ロウさんは激怒しており、芸能情報サイト『TMZ』を通じて「大変なるプライバシーの漏えい。学校内で撮られたパリスの写真を売り、近況をメディアに漏らした人間はすべて訴えます」と提訴の構えを見せた。
その写真のパリスちゃんは、紫色のアカデミックガウンを着た男子生徒と並んで写っており、少し伸びた髪は明るいブラウン。彼女が大きな口を開け、ふざけた顔をみせながら笑っている様子には心からほっとした。類まれな星の下に生まれてしまったパリスちゃんだが、15歳らしい無邪気さと冒険心を忘れず、同年代の子と楽しい時間を過ごしながら逞しく成長していって欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)