エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】西川史子も経験者。「便所飯」はアリか?

みなさんは「便所飯」という言葉をご存知だろうか。文字通りトイレの個室で食事をすることを言うのだそうだ。お世辞にも美しい日本語とは言えないが、有名人にもこの「便所飯」経験者は少なからずいるらしい。

3月24日放送の『サンデージャポン』(TBS系)では、「便所飯」がニュースとして取り上げられた。司会の田中裕二(爆笑問題)が、「トイレでアメを舐めるのも嫌だ」と不快そうに顔を歪めた。

番組では住宅設備機器ネット販売のサンリフレプラザが行ったアンケートをもとに、スタジオ内の出演者に「便所飯」経験の有無を問いかけた。

アンケートでは全体(有効回答数:2459人)の約12%が、「トイレで食事をしたことがある」と回答。5人に1人が「便所飯」経験者、年代別には20代が最も多い結果となった。スタジオ内では「便所飯」という行為に対して、「なぜ1人で食事するのが嫌なのか?」、「『友達がいないと思われる』なんて自意識過剰」などと批判が飛んだ。

だが作家の立花胡桃は「分かってない!」と猛反論する。彼女も学生時代に「便所飯」の経験があった。仲の良い友人らが休んでしまい昼食を1人でとらなければならない時や母親お手製のお弁当の中味がイマイチだった時など、学校のトイレで水を流しながらそこでお弁当を食べたそうだ。感じやすい思春期の微妙な精神状態を理解して欲しい―ということだろうか。

なんと「便所飯」とは縁が無さそうな西川史子も、経験があることを明かした。ただし、その理由は立花とは異なる。研修医時代はあまりの激務で、食事も満足にとれなかったのだ。彼女は空腹に絶え切れず、周囲に気を遣ってトイレでおにぎりを大急ぎで食べたそうである。またテレビ局のアシスタントディレクターも、仕事が忙しくて「便所飯」となるケースが少なくないという。

学生時代は「友人がいないと思われたくない」、社会人の場合は「仕事が忙しくて仕方なく」とそれぞれ理由が異なってくる「便所飯」事情。田中のようにトイレで菓子さえ口にするのも嫌といった感覚の人には、どちらの理由でも「便所飯」は受けいれられないだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)