テレビ番組『ひみつの嵐ちゃん』のコーナー“マネキンマストアイテム”の最終回に、西川史子先生が車イスに乗って登場して共演者を驚かせた。車イスを押してもらいながらもマネキンたちのファッションセンスに辛口コメントする先生だったが、最後に二宮和也への思いを打ち明けてさらに周囲を驚かせることとなった。
アイドルグループ嵐の人気番組『ひみつの嵐ちゃん』が3月21日で最終回を迎える。14日の放送では“マネキンマストアイテム”が一足早く最後の回となった。“マネキンファイブ”から続いた同コーナーは、特別編も入れて合計で64回も行われてきたのだ。
今回は嵐から松本潤と二宮和也が、最後のマストアイテム“蝶ネクタイ”を用いたコーディネートに挑んだ。審査員を務めたこともあるVERBAL(m-flo)やおなじみの矢作兼(おぎやはぎ)に庄司智春(品川庄司)が参戦して5人がマネキンとなった。嵐の2人としても、最後は売れ残りたくないところだ。
審査員となるお客様4人が登場すると、前田美波里が押す車イスに乗った西川史子先生の姿に一同驚いたのである。同コーナーには毎回のように出演して辛口評価してきた彼女だけに、「最後に来ないわけにはいかない。這ってでも来ようと思った」と力強く話した。車イスに乗っている理由については、「じん帯損傷」、「高いところのモノを取ろうとしてイスの上にのったままこけた」と説明すると「口は生きてます」と元気なところを見せていた。
マネキンたちのファッションを見て回る際には、矢口真里から車イスを押してもらった。チェック柄にこだわったという二宮に対して、西川先生は車イスから見上げながら「地味じゃない? 最後にしては」と守りに入ったと辛口評価してみせる。さらに彼が自信を持っていた左右で色が違うスニーカーを「こういうのは、あまり好きじゃない」、「高度な技を使っているとは思わない」とバッサリ斬って二宮マネキンを意気消沈させたのである。
そんな状況で全マネキンのチェックが終わり、審査となるお会計となった。最後の順番だった西川先生は、残った二宮マネキンと庄司智春マネキンの間を車イスで行き来すると、意外にも二宮マネキンを選んだのである。彼女は「(庄司には)花がないですよね」と理由を話すと、「あとね、ニノが好きなんです」、「告白します。ニノの才能はやっぱり凄いと思います」と言い切って周囲を驚かせたのだ。
二宮和也も毒舌の西川先生から思わぬ言葉をもらい照れていた。彼は「嵐が売れ残らないで良かったよね」とコメントすると、西川先生の車イスを押して2人で仲良く退室して行ったのである。
こうして、最後の回を終えた“マネキンマストアイテム”だが、その歴史の中で西川史子先生の辛口コメントがコーナーを盛り上げたと言っても過言ではない。彼女も最後は車イスでも登場する責任を感じたのではないか。そして、これまで酷評してきた二宮和也へファッションはともかく、本人の才能は認めていることを伝えたかったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)