アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】まさしく『カラテキッズ』!空手で酔っ払い集団から父親を守った少年。(南ア)

南アフリカの子供の習い事で人気があるのは水泳、そして護身のためもあってか空手や柔道がある。小さいころから学校で柔道を習っていたり、近所の空手教室に親子で通う人もいる。そんなカラテキッズのひとり、15歳の少年が8人の男を空手で叩きのめした。

南アフリカのブルームフォンテーンに住むマーク君(15)は、空手で黒帯の次の茶帯を持つ。「息子は(私にとって)英雄だ。彼となら戦場へ行くこともできる」と父親は誇りに思うほどだ。そのマーク君が自宅に押し入った8人の男たちをほとんど片手だけでやっつけたのだ。

2月2日、酔っ払っていた8人の男はそれぞれ棒やナイフを持って家に侵入、父親の従業員やその家族らに暴言を吐き出した。男の1人は父親に差別的な言葉を並べ、彼の犬を殴った。そして、マーク君の顔に向けて指を突き出した。するとマーク君はその指を叩き落とし、男を平手打ちに。それを見た他の男らが次々と加勢してきた。

男たちはマーク君の背中を4本の棒が裂けるほど叩き、さらに鉄パイプで頭を打つ。父親は逃げ出すも犬につまずいて転び、数人の男が石を投げてきた。そこへマーク君が銃を持って現れたため、男たちは一目散に逃げ去った。

父親はマーク君の勇姿に感動し、息子がいなければ殺されていたかもしれないと思ったそうだ。しかも、このカラテキッズは3年前にも父親を助けていた。四輪のバイクに乗った男にナイフで刺されそうになった父親を、マーク君が空手で攻勢したのである。

マーク君は男たちを強く殴ったため指を何本か骨折し眉のあたりを切ったそうだが、父親いわく「今まで見たことのない空手の動きをしていた」ほどにたくましく成長していたようだ。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)