エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「AKB48とHKTのここが違う」。指原莉乃が感じた“若さだけじゃない”HKT48の凄さ。

HKT48の指原莉乃が、テレビ番組のインタビューで古巣AKB48との違いについて本音を語った。彼女はHKT48劇場公演デビューの為に7月4日に博多入りしてメンバーリハーサルに臨んだが、AKBとの違いをひしひしと感じたようだ。

指原莉乃が7月5日にHKT48劇場での公演デビューを果たした。公演前の彼女に、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の軽部真一アナが直撃インタビューした様子が7月6日に放送された。指原はHKT48への移籍が決まって一度はメンバーと顔合わせをしているが、一緒にレッスンしたのは今回がはじめてだった。

軽部アナはそんな彼女に「指原莉乃から見たAKBとHKTの違いって何ですか?」と率直に尋ねたのだ。指原は微笑みながらも確かな口調で「HKTはすごく元気なんですよ!」と答えると、「AKBが元気がないわけではないです」と付け加えた。

それは例えばこんな出来事から感じられたという。HKTメンバーがメイク室に「わたし! 髪の毛やってください!」と走りこんでくる姿を見て、指原は“若さ”と“元気”を痛感したのである。彼女は「AKBだと『おはよーございます…メイクおねがいします…』という感じ」だと比較していた。しかもHKTではみんな一番になりたいのか、朝からメイク室で「わたしが一番って言ったやん!」と席の取りあいが始まったのである。指原も「ケンカするんだ!?」とさらに驚かされたそうだ。

だが、指原は「それがHKTのイイところ。常に全力なんです!」と話すと、AKBも全力ではあるが各自で確認することが多く「最後にリハーサルで合わせる程度」だとその流れを説明した。「HKTはリハも全力です!」とこの日のリハーサルで指原は、空気の違いを実感したのである。

そんな指原にとって、避けることができない現実が年齢だ。これまで最年長だったゆうこすこと菅本裕子が18歳なので、19歳の指原が最年長となる。ゆうこすを含むHKTメンバーも合流してその話題になり、11月21日で指原は20歳になることがわかると「え、20歳…」と誰かのささやきが漏れたのである。「誰、いま言ったの? やめて!」と指原も焦りを隠せない。すると最年少11歳の田中菜津美が真剣な表情で「ゆうこすでも『おばさん』って呼ばれるのに、20歳って『おばあちゃん』みたい」とさらりと言ってのけた。「すぐになるんだからね! おばあちゃんに!」と突っ込む指原がキレ気味に見えたのは気のせいか。

メンバーからもそんなお姉さん的な存在として親しみをもたれているようだが、指原は「自分がこんな存在になるなんて思ってもみなかった」と軽部アナに明かしている。軽部アナも公演を観終わった後で「指原さんは“お局”キャラを続けるのか、それともこれから変えていくのか、まだわかりませんね」とコメントしており、まだ読みきれない様子だった。

軽部アナからのインタビューを終えて、指原とHKTメンバーが退室しようとした時だ。「次はHKT全員で『めざましテレビ』のスタジオに行きたいね!」と指原がメンバーに振り向くと「は~いっ!」と元気な声がそろったのである。「楽しみだね、お台場に行くのが!」と念を押す指原は、しっかりとHKT48での役割を果たしていた。

7月6日に行われた“HKT48のじゃんけん大会予備選”では見事に初戦敗退した指原莉乃だが、じゃんけん大会に勝ち進むよりも大切な何かをこの数日間で手にしたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)