エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“指原さんにまゆゆさん”。HKT48が選抜総選挙で見たAKBメンバー、もうひとつの姿。

AKB48第4回選抜総選挙から1週間が過ぎた。メディアでも様々な特集が組まれているが、今回初めて参加したHKT48の地元テレビでも彼女たちにスポットをあてた番組が放送された。その中でHKTメンバーが語ったエピソードからは、普段は見られないAKBの姿を知ることができた。

HKT48の江藤彩也香は、研究生ながらも選抜総選挙の速報では62位と発表された。初めてHKTメンバーの名前が選挙に絡んだ瞬間だ。6月11日に放送された『ドォーモ』(九州朝日放送)では、そんな江藤たち研究生やチームHのメンバーが初の選抜総選挙を経験するまでを追った。

福岡のHKT48劇場で、江藤彩也香について女性ファン数人に尋ねたところ「とにかくカワイイのですぐにファンになった」、「これから出てくると思う」など応援する声が多く、速報でHKTから唯一名前が出たこともうなずける。他のHKTメンバーも「とにかくHKTの名前を知ってもらいたいので、誰か1人でも入って欲しい」と考えていたようだ。

6月6日、日本武道館でAKB48メンバーの後ろの席に座ったHKT48。開票結果が発表されると江藤彩也香の名前がなかなか聞かれず、本人はもちろんメンバー全員が不安そうにしていたのだ。ところが47位に宮脇咲良が当選して、ついにHKT48からの選抜入り(ネクストガールズ)が実現したのである。

まだ、知名度も低いHKT48研究生の江藤彩也香。彼女が速報で62位と期待されながら、本番では圏外となったことを知る者は少ないだろう。しかし選挙が終わって、武道館会場から出ようとした彼女に声をかけてきた人がいた。AKB48の指原莉乃だったのだ。「今回はだめだったけど、あまり気にしなくていいよ」と指原は江藤を気づかったという。2人は同じ大分出身でもあり、指原はそんな後輩を心配したのだろう。今回は4位と大躍進した指原も、初回の総選挙では選抜落ちとなってショックを受けた経験があり、江藤の気持ちが痛いほど分かったのではないか。

HKT48で最年長18歳のリーダー的存在でもある菅本裕子は、会場で渡辺麻友の後ろの席に座った。「あのまゆゆさんでさえ凄く緊張してたみたいで、とにかくオーラがすごかった」と彼女は語る。

速報では江藤彩也香の名前が出て、最終的には宮脇咲良が47位に当選したが、一般的には菅本裕子も知名度が高い。その彼女が「ステージに立つAKBの先輩たちがすごく輝いていた。私にはあそこに立つ資格はまだ無いと思った」と冷静に自分を見つめる。初めて経験した総選挙で、HKTメンバーはそれぞれに成長したようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)