このところ、ジャスティン・ビーバー(18)がかなり苛立っている。5月にはセレーナ・ゴメス(19)とのデート中に執拗に迫ってきたパパラッチにジャスティンがブチ切れ、猛アタックして周囲が大騒ぎになるという出来事があったばかり。去る金曜日には高速道路でスピード違反チケットを切られてしまったジャスティンだが、これは執拗に追いかけてくるパパラッチ軍団から逃げるためだったと主張し、ついには警察にパパラッチに対する苦情を申し立てたという。
人気スターゆえに、ジャスティン・ビーバーにはプライバシーは無いも同然。人気のサンドイッチ店に寄った、セレーナ・ゴメスとデートをした、友達と出かけたといった普通のことでさえネタになってしまうため、セレブ写真を売ることを職業とするパパラッチの数もそれは多い。連日彼らに追われるジャスティンのストレスは相当なものだろうが、ここ数年耐え忍んできた彼にこのところ異変が見えつつある。
5月にはデート現場につきまとってきたパパラッチに猛アタック。パトカーや救急車が続々と現場に急行して大変な騒ぎになっていた。そして去る金曜日には、ロスの高速道路でパパラッチを相手にカーチェイスを繰り広げてしまった。もちろん逃げたのはジャスティンだが、このとき彼は警官に車を停めるよう指示されスピード違反のチケットを切られてしまったのだ。
このハプニングの後、警察はジャスティンが『As Long As You Love Me』のビデオ撮影を行っているセットを訪問。その場で事情を聞き、ジャスティンからはどのような経緯があったのかについての説明があったもようだ。またこの日、ジャスティンが警察と話をしている間にも“苦情の申し立て”を受けたパパラッチがセットに到着、せっせと写真を撮影していたというから皮肉な話である。
ジャスティンの事情を聞き、警察は今後パパラッチの取り締まり強化に向けて動くのだろうか。高速道路でのカーチェイスが起こったのだ。一歩間違えれば大惨事である。現在、状況を調査中という警察だが「ぜひ具体的な取り締まり案を!」とジャスティンも切実に願っているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)