週刊誌で報じられた恋愛スキャンダルを理由に、AKB48・指原莉乃が福岡の博多を拠点とするHKT48へ移籍した。このニュースを受け、俄然注目を浴びたHKT48。“地元”である博多にとってもこれはビッグサプライズだ。空前の博多ブームが来ていると、博多華丸・大吉の大吉がラジオ番組で語った。
『たまむすび』(TBSラジオ)の水曜日パートナーを務めている博多大吉。20日のオープニングでは、博多にまつわる話から始まった。
博多には“ローカルタレント”が多数存在するという。九州のタレントにとって、博多は大阪・東京に進出する前の腕試しの場になるそうだ。ナイナイ・矢部の兄、矢部美幸も実は福岡に芸能事務所を持っている。こちらもその関係なのだろう。
とはいえ、博多の人は東京や大阪に劣等感が無く、むしろ誇りを持って生きている人が多いという。博多を愛する大吉は、博多は徒歩圏内になんでも揃う素晴らしい街だとアピールしていた。他県から博多に転勤になったサラリーマンも、最初は「菅原道真」の影響か、「左遷」、「島流し」をイメージし落ち込む人が多い。しかし半年ほど経つと、「博多のご飯やお酒は、美味しい」とすっかり心も身体も胃袋も博多の魅力にはまってしまうようだ。
このたびの指原莉乃の移籍について、博多では「東京怖いね。こっちおいで」と歓迎ムードだろうと大吉は予測する。また、地元のファンが多いHKT48は、ほとんどが中学生で構成されている若いグループである。指原から学ぶことも多いのではと、彼女の博多での活躍を期待した。指原も東京に帰りたくないといつか思うときが来るかもしれない。
総選挙で「私はもう弱音は吐かないと決めました」と語った指原の新天地での活躍に、“地元”博多でも着実に期待が高まっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)