イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】『ザ・カリスマドッグトレーナー』シーザー・ミラン離婚。犬の気持ちはわかるけれど、妻の気持ちは…。

名物トレーナーの指導を受けながら、飼い犬がイイコになるよう調教するナショナルジオグラフィックチャンネルの人気ロングラン番組『ザ・カリスマドッグトレーナー』。そのシーザー・ミラン(42)が離婚である。

“犬の気持ち、わかります”の響きが何とも優しく頼もしいシーザー。しかし、メキシコの農場で使役犬の群れと共に育ったことで培われた動物の心理を見抜く直感と、自分の方が上であるという力関係を一瞬にして犬に感じとらせるその鋭い目ヂカラは、ハンパではない。日本ではFOXが提供しているその番組、あまりにもダメな、あるいは獰猛な犬がコロリと変わるから、動物好きの人でなくとも十分に楽しめるものになっている。

そのシーザーがこのほど、2人の子をなした妻のイルシオンさん(写真・左)と正式に離婚した。実はこの2人、結婚13年という2010年6月に妻から離婚を突き付けられて別居に入っており、約2年かけて財産分割および子の親権や養育について協議されていたのだ。

芸能情報サイト『TMZ』が今回入手した書類によれば、シーザーは財産の半分を妻に分けることになったが、一時金としてまずは40万ドル(約3300万円)を支払い、今後も毎月2万3000ドルをイルシオンさんの生活費として、また1万ドルを2人の子の養育費として、計3万3000ドル(約270万円)を送金することになるようだ。

ずいぶんの額を要求されたものだと思われる方もいらっしゃると思うが、なんとシーザー、毎月1400万円近い収入があるというから驚きである。犬のシツケに困る愛犬家がいる限り、そして体を壊さない限り、誰にもマネの出来ない特殊な技能とオーラを誇るシーザーの身は「安泰」であろう。

オモシロイのはここ。その書類にはまた、“性的な行為が記録されたテープや写真を商業目的で第三者に売却したり、性生活について語ったりすることは決してない”というシーザーからの交換条件が示されている。アニマル・ライクな感性を持つシーザーの愛の営みとは一体どんな感じ…!? ああダメダメ、次回の番組が見られなくなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)