ガールズユニット『プッシーキャット・ドールズ（以下PCD）』の元メンバーで、エヴァ・ロンゴリアにちょっと似ているとして人気があった褐色のシンガー、メロディ・ソーントン（27）があられもない格好でレッドカーペットに登場し、人々の度胆を抜いた。

このレッドカーペットは、おなじみ『ELLE』誌が音楽界で活躍する女性たちを表彰する“Women In Music 2012”というイベントで、有名なミュージックスポット「アバロン・ハリウッド」で11日に開催された。

ここで人々の目をくぎ付けにしたのは、いや違う。凝視するわけにも行かず、思わず目を逸らすしかなかったのが、元『PCD』の褐色のメンバーとして人気を集めた、メロディ・ソーントンの透けすぎているドレス。こちらでは黄色く塗りつぶした上でのご紹介しかできないが、どれほどの大胆露出であったかはご想像頂けると思う。

このソーントン、ティーンにしてPCDのメンバー募集を知り、オーディションを受けて加入した実力派である。少年ぽいキュートな歌声でニコール・シャージンガーに続く2人目のリードヴォーカルとなり、俳優ジョニー・デップの強烈な後押しを得てリリースされた05年のデビュー・アルバム『PCD』は、爆発的な大ヒットとなった。

『Hurt』などでパンチに満ちた歌唱力を披露していたソーントンだが、09年になると「メンバーそれぞれに少し休みが必要。仲良しの姉妹だって、24時間一緒に過ごしていては飽きてくるものよ」などと語り、ミュージシャンとして生きていくことには変わりはないとしながらも、数人のメンバーとともにPCDからの事実上の離脱を宣言した。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）