2005年、デビュー・アルバム“PCD” を大ヒットさせ、そのセクシーでダイナミックなステージゆえ、あっという間に “最もチケットが手に入らない” 人気グループにのし上がった『プシー・キャット・ドールズ（以下PCD）』。メンバーの高齢化（？）や不仲が原因か、最近では強力な解散説が出まわっていた。だがグループの共同オーナーでもある女性が、新メンバーによる再結成の方針であることをメディアに漏らした。

グループのクリエーターでもあり、デビュー以前から彼女たちの振付けを見て来たロビン・アンティンさんは、この度MTVに「PCDに解散はあり得ない。PCDブランドのオーナーでもある私が、そんなことは認めないわ。でも今はメンバーのリクルートに力を入れているの」と語った。

さらによく聞くと、どうやら人を増やすのではなく“入れ替え”を意味しているようだ。彼女はハッキリと、ニコール・シャージンガーを支えてくれる女の子を求めていると語った。

「今はとにかく新しい女の子たちを探すことに一生懸命。どの女の子も皆、内側にプシー・キャット・ドールとしての素質をバッチリ備えているわ。どうやってそれをショーに生かすことが出来るか、考えるだけでワクワクよ。ニコールはもうすぐPCDとして3枚目のアルバム作りに着手する予定なの。その時には新たなメンバーで臨むわ。」

他のメンバーであるアシュリー・ロバーツ、キンバリー・ワイアット、ジェシカ・スッタ、メロディー・ソーントのおそらく全員がグループを去るというが、そこに新メンバーを3名加入させたいという。

新たなメンバーには、あくまでもニコール・シャージンガーを支えるバックの3人ということを認識し、納得した上でデビューしてもらうということ。メンバー不仲説が激化していただけに、こうした事態を新体制では何としても避けたいのであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）