エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48躍進メンバーVS南明奈『握手会作戦』対決。

AKB48総選挙で躍進した柏木由紀と指原莉乃の2人には共通点があった。テレビ番組が熱心なAKBファンに取材したところ彼が経験を元に分析した内容を公表した。

6月9日に武道館で行われた第3回AKB48選抜総選挙は、前回からの順位の変動がかなりあり悲喜こもごもの結果となった。前田敦子と大島優子の1位争いがもっとも注目されたが、順位を大きく上げたのは前回8位から3位となり『神7』入りした柏木由紀と前回19位から9位へと躍進した指原莉乃の2人である。

6月12日放送のテレビ「アッコにおまかせ!」ではその2人の躍進の要因についてAKB48ヲタ(ファン)を自認するアンチッチさん(28)にインタビューを行った。彼はAKB48の握手会に約500回参加した筋金入りのヲタなのである。アンチッチさんは彼女達の躍進の陰には『握手会でのサービス』が影響していると分析する。
柏木由紀の場合は、しっかりと目を見て手を握りながら『覚えてるよ』と声をかけてくれるのだ。「これで、また応援したくなっちゃいます」と彼は言う。そして指原莉乃の場合は握手しながら二言三言会話する中でいきなり『このロリコンが』とタメ口をきくそうだ。その身近な感じが友達になれそうで良いと彼は語った。これらはほぼ毎回握手会に顔を出すアンチッチさんだからの対応なのか、初参加のファンにも似た対応をするのかは不明だ。しかしAKBファンが握手会で「流されて残念だった」という内容のコメントを見かけることがある。握手会での対応は確かに大切なのだ。

スタジオでこの分析を聞いたタレントのアッキーナこと南明奈が「私もしますよ、ファンの名前も覚えています」と握手会ではやはり対応に気をつけていると話した。「5年間ずっと来ている人とか、3周してくる人とかいるから…」と熱心なファンの顔は自然と覚えるのでタメ口で「今日の服いつもと違うね!」、「今日は3回もありがと、次4周目ね」など話しかけると言う。また並んでいるファンへの気配りも欠かせない。真冬はカイロを配ったり、夏はジュースを準備したりするのだ。さらには彼女自身が手書きで作った『アッキーナクイズ』を階段に「答えはもう少し上で!」と順に貼っていき、ファンが楽しみに並ぶと最後に答えが出てくるという工夫もするそうだ。AKB48の柏木由紀と指原莉乃の握手会の様子に驚いていた司会の和田アキ子や共演者達も、アッキーナの普段は語らない努力を聞いて感心していた。人気のあるアイドルはこうした営業といわれる場面でも常にファンサービスに徹しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)