エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「やさしいおじさんだった」。KARAの事務所社長に会った劇団ひとり夫妻。

K-POPの人気グループKARAが5人でのグループ継続を表明した。先月から所属事務所との問題が話題となっていたが、その原因のひとつが、病気で退陣した社長に代わり経営権を持った夫人とメンバーとの関係悪化と言われている。
その社長がまだ元気だった頃に、タレントの劇団ひとりと大沢あかね夫妻が韓国の事務所を訪れていたというのだ。

劇団ひとりは熱狂的なKARAのファンということを彼女らがブレイクする前から公言していた。しかし実は、妻の大沢あかねの方が先にKARAのファンとなっていたのだ。
KARAのファンだった大沢あかねが、夫に楽曲『Pretty Girl』をネットで調べてもらったことがあった。それをきっかけに夫の劇団ひとりがKARAにのめり込んで行ったのである。
1月29日に放送されたテレビ「メレンゲの気持ち」に出演した大沢あかねが、夫の劇団ひとりと韓国のKARAの事務所に行ったことを話した。
2人が韓国旅行に行った時のことだ。劇団ひとりが突然「KARAの事務所を見てみたい」と言い出した。2人はKARAの所属事務所「DSP Media」の場所を調べて飛び込みで訪問したのだ。
まず、大沢あかねが日常会話程度の韓国語は話せるので先頭に立った。するとおじさんが1人で出てきて「なんだ?」と聞いてきたのである。彼女は「この人は日本のコメディアンでKARAのファンです」と説明してKARAへの手紙をことづけた。
そのおじさんは快く引き受けてくれた上に「ちょっと入れ」と中に通してくれて、KARAのサイン入りのポスターまでくれたのだ。

その後2010年2月7日にKARAが来日し、赤坂BLITZで日本初のライブを開催した。劇団ひとり夫妻もそのライブを観に行ったのである。すると会場に韓国の事務所で親切にしてもらったおじさんがいるではないか。
懐かしさがこみあげ大沢あかねが「おじさんっ」と嬉しそうに手を振っていると、KARAの関係者から「あれは、うちの社長です」と教えられたのだ。

その社長が昨年、脳出血で倒れてしまい事務所の経営権を社長夫人が引き継いでいる。夫人は芸能事務所経営の経験が無く、KARAへも細かすぎる指示を出すなどしたことから、彼女らの不満が溜まっていたのだ。
5人での活動再開を発表したKARAだが、事務所との契約に関しては今後も交渉が続くものとみられる。
劇団ひとり夫妻の話から察するに、社長が元気でいたらKARAの今回の騒動も起きなかったと思えるだけに残念だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)