犬は人間に忠実と言われるが、ブラジルのある家庭で飼われているゴールデン・レトリバーも家族のことを大切に思っているようだ。ある日、家族の一員である男性がプールに飛び込んだところ、ゴールデン・レトリバーは彼が溺れたと勘違いしたようで真っ先に助けに向かったという。ブラジルの動物情報ニュースメディア『Amo Meu Pet』が伝えている。

ブラジル、サンパウロ州サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト在住のサブリナ・ロドリゲスさん（Sabrina Rodrigues）が昨年12月29日、愛犬のゴールデン・レトリバー“ジオン（Zyon）”の動画をInstagramに投稿したところ、注目を集めた。動画の冒頭には、サブリナさんの父親がプールに飛び込む姿が映っている。

南半球にあるブラジルは夏真っ盛りで、サブリナさんの父親は庭のプールで涼もうと思ったようだ。ところが、勢いよく水に飛び込む音を聞いたジオンは、慌てた様子でプールの中にいる父親のもとに駆け寄った。ジオンはまるで「おじいちゃん、大丈夫!?　今、助けるからね」とでも言っているかのように何度か吠えると、プールの中に飛び込んだ。

どうやらジオンは「“おじいちゃん”が溺れている」と思ったようだ。そして、サブリナさんの父親の手をくわえたジオンは、