7月29日の盛大な結婚披露宴から2か月半が経つ市川海老蔵と小林麻央夫妻だが、さすがに連日聞かれた話題もあまり耳にしなくなった。その2人の現在の状況をテレビ番組で歌舞伎界の先輩、中村勘三郎が明かした。
中村勘三郎は子どもの頃からテレビ番組に出演しており、彼がタレントの運動会で「せんせい(宣誓)! おしっこ!」と駄じゃれを言ったことがあった。それを見て「お笑いに進もう」と考えたのが明石家さんまだったのだ。
今では勘三郎とさんまは大の仲良しとなっているから縁とは不思議なものである。その明石家さんまの番組「さんまのまんま 25周年記念スペシャル」に中村勘三郎がゲスト出演したが、日頃からつきあいのある2人だけにぶっちゃけトークが次々と飛び出した。
その時にゲストとして共演していたのが小林麻耶、麻央姉妹だったことから話題は市川海老蔵との新婚生活へと進んだのである。
梨園の妻となった小林麻央はさぞや厳しく躾けられて大変なのではないかとさんまが心配した。しかし麻央によると海老蔵の父團十郎も母もやさしくしてくれ、厳しくされることは無いというのだ。さんまは、その言葉を『さすがにテレビで厳しいとは言えないのだろう』と受け取った。
ところが実態を知る中村勘三郎もそれは事実だと認めたのである。「あそこのお母さんはホワンとしていて、厳しいとか躾けるとかいうタイプじゃない」と言うのだ。
だが、厳しく言われることが少ないのはそれだけでなく、どうやら小林麻央の方から積極的に学ぼうとしているからのようだ。海老蔵と2人で住む新居から実家までは「スープがさめない距離」にあり毎日麻央は実家を訪れているという。そして歌舞伎界など関係者の来客を母が応対するところを見ては挨拶の仕方や所作を覚えているのだ。なにより大変なのが、多くの関係者の顔と名前を覚えることだという。
彼女がこのような努力をしていることもあり、母も指図することもなく見守ってくれているのだ。
勘三郎は大きく変わったのは麻央よりも海老蔵だという。新妻麻央にとにかくやさしくする海老蔵は家庭的な雰囲気も出てきたというのだ。
「あの海老蔵がコーラをこぼして、それを自分で拭いていたからね」と勘三郎は海老蔵が今までとは違う行動を目撃したことを話すと「あんなことをする男じゃなかったよ!」と驚きを隠せない様子だった。
それを聞いた麻央が「新しいカーペットだったので汚したら大変だと拭いてくれてたんです」と海老蔵をフォローしたが這いつくばってコーラを拭いた事実に間違いはないようだ。
婚約の頃から海老蔵は「浮気の心配は?」と質問され続けたが「一応しません」などと答えをはぐらかしていた。麻央の父でさえ「海老蔵さんは浮気するだろうが仕方ない」などとコメントするほどその浮気グセは知られているのだ。
しかし、勘三郎が見た新婚生活からは2人のアツアツぶりがうかがえる。今のところ浮気の心配はいらないようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)