エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】お笑いコンビ、ピースの又吉が『ことわざ』ネタでブレイクの予感。

「整いました」でおなじみの即興謎かけでブレイクしたのがお笑いコンビ、Wコロンだが、『ことわざアレンジ』で人気が上昇しているのが“ピース”である。

よしもとのお笑いコンビ、ピースは綾部祐二と又吉直樹からなるが、話題となっているのが又吉の方だ。7月に人気テレビ番組「笑っていいとも!」金曜日のコーナー「ことわざアレンジ辞典」で発表した彼の作品への反響が大きく、8月にも出演することになったのである。

「ことわざアレンジ辞典」とは古より知られることわざを現代風に解釈してオリジナルなことわざを考えるという内容だ。
8月6日放送分では、お題が「のれんに腕押し」(何をやっても手ごたえが無いこと)の場合だと「空き家に空き巣」(草なぎ剛)、「マネキンに説教」(オードリー若林)というように、ことわざを作るのである。この時の1位、金賞はタモリの「海岸でヤッホー」だった。

これらの作品は事前に、学習院大学「ことわざ学」講師、北村孝一氏が選出している。その先生の選にもれた“ダメことわざ”の中にピース又吉の作品もあった。
その作品が『三途の川で人工呼吸』で、「超ネガティブ世界」と進行役の関根勤は評した。ピース又吉は表情も目の下にクマがある印象で見た目も暗くネガティブな感じなのである。
あまりに面白いということで、彼の考えた他の作品も紹介されたが「お経に相槌」、「骨壷に告白」、「見ず知らずの外国人に祖父の形見をあげる」といったやはりネガティブなものばかりだった。
笑いの感性が近いのだろう、関根勤は「キミ天才だね!」と感心していた。さらに、この「三途の川で人工呼吸」をゲストのモデル押切もえが気に入り、ダメことわざの中では一番優れた作品としたのだ。彼女も笑いのツボが似ているのかも知れない。

実は7月16日にもピース又吉は同コーナーでネガティブことわざを披露している。この時に視聴者からの反響が大きく急遽、8月でも出演することになったのだ。
7月放送分でのお題は「雨降って地固まる」(悪条件の後では前よりも事態がよく治まること)で、この時の1位、金賞は「本音でケンカして愛深まる」で相方のピース綾部の作品だった。
そしてダメことわざとなったのがピース又吉の「街が崩壊して富士山が見える」でオリエンタルラジオの中田敦彦は「絶対、部屋の電気消してから考えてるよ」と呆れていた。

だが8月13日放送でのことだ。お題「喉元過ぎれば熱さを忘れる」に対してその中田敦彦の作品「友達いなかったけど、なぜか同窓会に出たい」が先生から「相変わらず暗いですね」と酷評された。
すると関根勤が「ピース又吉が来ないと(キミの作品)全滅になるよ。又吉くんが来れば影に隠れるけど」と出演してもいないピース又吉を引き合いに出したのである。もはや『ことわざアレンジ』でのピース又吉ははずせない存在になりそうだ。

ところでこのピース又吉だが、よしもとでは文学青年と呼ばれるほどの小説好きで、本人曰く「食ってしまいたくなる」ほどに好きだという。そんな彼が好きな作家は太宰治、芥川龍之介、古井由吉などで、自身で「太宰治ナイト」「松尾芭蕉ナイト」といったイベントも開催している。
そうした下地があってこそのネガティブことわざなのだ。このまま幅を広げていけば前述のWコロンねづっちの謎かけのように人気となる可能性は高いのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)