ガールズ・アラウドのメンバーとして絶大な人気を誇るシェリル・コール。しかし2010年は、彼女にとって厄年だったらしい。シェリルの身には、今年のはじめから自宅に強盗が侵入、夫の不倫につづく離婚と悪いことが次々と起こっている。そんな彼女に、今度は命の危機が降りかかってきた。というのも彼女は先日マラリアで倒れてしまったのである。容体は当初予想された以上に重い様子だ。
撮影の途中で倒れてしまったシェリル。
それは日曜日のことだった。この日、近くリリース予定の新曲に向けて写真撮影にいどんでいた彼女。しかしこの写真撮影の途中、シェリルは気を失い倒れてしまったのである。そこで彼女はすぐさま、ロンドンの病院へと運ばれることになる。
緊急治療室へ運び込まれた彼女に、医師から下された診断は「マラリア」。マラリアは、ご存知の通り蚊を媒介とする熱帯性の感染症である。この病気にかかると高熱と吐き気に悩まされることになる。時に意識障害や腎不全を起こし死亡することもあり、医学の発達した今日においても油断することのできない病気である。
マラリアに感染していたシェリル。実は調子がすぐれなかったのは、先月の終わり頃だったようだ。この間、彼女は疲れやだるさを訴えていたことを、友人が明らかにしている。倒れた日の前日には、汗が止まらず震えを起こしていたという。これらの症状は、今から思えばマラリアの予兆だったということになる。
しかし周囲や当の本人も、まさかマラリアに感染していたとは思いもしなかったことだろう。いったいどこから感染したのであろうか?
実は3週間ほど前、シェリルはアフリカに滞在していたのである。仕事の休暇として、彼氏とタンザニアへ旅行に来ていたのだ。どうやらこのタンザニアへ旅行している間に、蚊に刺されたのが原因だったようである。
ところで肝心のシェリルの容体は、思っている以上に重い様子。特に疲労が蓄積していたことで、免疫機能が弱っているのが状況を一層悪くしているとのこと。全ての仕事をキャンセルするとのことだけに心配である。しばらくは、集中治療室で過ごすことになりそうだ。
さて、今月後半から始まる夏休みシーズン。海外旅行へ出かける方も多いことだろう。蚊が原因で感染してしまうこのマラリア。特に熱帯地方の国へ旅行を予定している方は、マラリアの予防薬をお忘れなく!
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)