ロシアン美女のオクサナ・グリゴリエヴァ。彼女はメル・ギブソンとの間の不倫疑惑を経て、昨年には彼との子供を出産している。しかしメルは、ポルノ女優とも不倫関係を持っていたことが発覚。その結果、早くも今年の4月に、2人の関係は破局してしまった。ところがその破局から2か月後の今、状況はさらに泥沼の様相を呈してきた。
「メル・ギブソンに歯を折られた。」
メルの元不倫相手だったオクサナは、彼に暴力をふるわれたことを明らかにした。きっかけは、今年のはじめに起きた口論だという。彼女はその際に、メルから顔を2回殴られたとしている。
いっぽうメル・ギブソン側も負けていない。彼も身体的接触があったことは認めているが、オクサナによる娘への虐待から守るためだったと主張している。この点についてオクサナ側は、彼女は子供をメルの暴力から守ろうとしたのだとしている。
かつては熱愛関係にあったメル・ギブソンとオクサナ。しかしいちど歯車が狂うと、状況はかくも醜く泥沼化するものである。このようなやり取りがあった背景には、娘の親権をめぐる争いがあったようである。
当初は娘の親権をめぐって、双方で半々になるように話がまとまったのだという。しかしその後、オクサナ側が、メルに娘との面会を拒否したことから話がこじれたようである。
さらにその後オクサナ側は、メルに対する接近禁止命令を要請。この結果メルは、娘に会うことができなくなる。しかしメル側は、弁護士を通じて娘との面会は可能になったようだ。
お互いが自分の立場を守ろうと暴露合戦を繰り広げるメル・ギブソンとオクサナ。この問題は、いずれ裁判を通じて、事実関係が明らかになるだろう。
そして気になるのは、養育費の行方である。彼は前妻との間でも、養育費で財産が吹き飛びそうな状況である。今回のオクサナとの問題でも、多額の出費が必要になるのは避けられないだろう。
妻を捨てロシア女性に走り、まだ飽き足らずポルノ女優とも楽しんできたメル・ギブソン。確かにロシア女性が美しいのは異論の無いところ。しかし過ぎたる欲は、自らの人生を破滅へと追いやるのである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)