エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「夕食がない」「無口になる」。芸能人にも急増中“自宅難民”。

「自宅難民」。この言葉をご存知だろうか? 現在、この「自宅難民」が急増していることがインターネット調査で分かり話題となっている。「自宅難民」とはお父さんたちが自宅で居場所が無い状態を指すものだ。情報番組『DON!』でその話題を取り上げた際に、芸能界にも該当者が多いことが分かった。

番組ではインターネット調査会社のアイシェアが調査した内容を紹介した。それは、首都圏の40、50代のお父さんたち450人を対象に調べたもので、
『自分の時間や場所を持てないという不満を持つ』
という、いわゆる『自宅難民』かどうかについてアンケートをとったのだ。その結果YESと回答したのは半数を超える52.2%にものぼったのである。そんな、お父さん達の不満は次のようになっている。

・自宅の趣味を楽しむ時間がない(57%)
・テレビの主導権がない(31.9%)
・妻や子供がうるさい(26.4%)
・自宅に居場所がない(19.6%)
・帰宅しても夕飯がない(4.7%)
などである。
他にも少数派だが
・「もう帰ってきたの」と言われる。
・風呂は最後。入ろうとすると栓が抜かれておりシャワーのみ。
・主な会話はメールか置手紙。
・AKB48を見たいが家族の前で見られないので、トイレでワンセグで見ている。
というパターンもあった。

ヨネスケ(落語家、タレント)はこの結果を聞き、ひどく共感していた。彼の場合は「ウチに帰るとドキドキするし、無口になる」そうだ。また「夕飯がないので他の家に行く」と話したがこれはジョーク半分であろう。
さらに、司会の中山秀征も心当たりがあると言う。彼もやはり家に帰るのは気が重いようで
「いつも新鮮な気持ち?で帰ってますから」と苦笑しながら話していた。

また、テレビを見ていたら自分の後ろから背中越しにリモコンでチャンネルを変えられるという。野球観戦を楽しんでいるといきなり、アニメ番組に変わるパターンである。彼は、奥さんに自分の居場所に印をつけておいて欲しいと提案していた。そうすると、いつもそこにいれば良いから居やすいというわけだ。

最近は「恐妻家」をネタにする芸能人が多いが、どうやら「自宅難民」も多いようだ。
6月20日には「父の日」がやってくるが、あなたの家庭では「自宅難民度」はいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)