「タクシン氏は末期ガンによって23日に死亡した」という噂がインターネット上で流れていたが、25日、タクシン氏は自身のTwitter上でそれを否定した。

タイでは、タクシン元首相を支持する反独裁民主戦線（UDD：通称赤服）と政府の対立が長期にわたって続き、混乱している。

そんななか、タクシン氏が死亡したという噂がインターネット上で流れた。

噂によると、タクシン氏は末期ガンで、今月23日に化学療法を受けている最中に死亡したという。最近タクシン氏が、赤服の集会におけるビデオ演説を行っていなかったことが、噂の発端になったとみられている。

当のタクシン氏は、自身のTwitter上にて「最近、私は色々な国に行かなければならない。噂によると、私は重い病気を患い、死んでしまったというが、それは本当ではない。 http://bit.ly/dmOLoN 」と述べて、自身のFacebookにアップした最近の写真を公開。死亡説を否定した。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）