writer : techinsight

「おもちゃのまち」は栃木に実在します! G・Wにリニューアルオープン、入場料半額に。

かつて戦隊モノにハマったお父さんへ。ゴールデンウィークは子どもを連れて、29日にリニューアルオープンするという「おもちゃのまち」に出かけてみてはいかがか。ここでしか見られないガンダムのレア展示品もあるので、子どもより大人の方が熱中するかもしれない。連休中は入園料が半額になり、さらには日替わりでウルトラマンのヒーローが登場するという。

株式会社バンダイは、栃木・下都賀郡壬生町にて2007年より運営するテーマパーク「おもちゃのまち バンダイミュージアム」が今月29日(木・祝)にリニューアルオープンすると発表した。

「おもちゃのまち バンダイミュージアム」は、人々に「発明や工夫のすばらしさ、ものづくりの楽しさ」を体感してもらうことを目的として、バンダイが所有する3万点に及ぶトイコレクションやエジソンの発明品(=エジソンコレクション)およびコレクションにまつわる研究成果の一部を一般に公開するための施設だ。この地域一帯は地名も「下都賀郡壬生町おもちゃのまち」となっている。これは1960年代に玩具工場が相次いで誘致されたことが由来となっている。

今回、コレクションをさらに深く知ってもらうことを目的に、展示内容やレイアウトを大幅に見直してリニューアルオープンすることになった。バンダイによると、リニューアルのコンセプトは「見て学べる」だ。日本インダストリアルデザイナー協会理事を務める石田聖司氏の監修のもと、3万点にものぼる膨大なコレクションの中から、希少性の高いものや歴史的に重要なコレクションのみをおよそ4000点厳選し展示するという。

施設内の「おもちゃの歴史ミュージアム」は、玩具の歴史を年代順に並べ替え、子どもが読んでもわかりやすい解説文を大幅に増やしたという。また、「アンティークトイミュージアム」や「エジソンミュージアム」も展示内容を変更して、解説文を大幅に増やしたという。

さらに、ここでしか見られないガンダム作品もあるという。原寸大ガンダムの胸像やアムロ・レイ像、1/144スケールのホワイトベースのジオラマなど、「おもちゃのまち バンダイミュージアム」でしか見られないガンダムのオリジナル作品を展示している。

今回、「おもちゃのまち バンダイミュージアム」では29日からのリニューアルオープンを記念して、29日から5月5日(水)までの期間限定で、入館料が半額になるキャンペーンを実施する。これにより、大人は通常1000円のところ500円に、中学生までの小人は600円から300円になる。なお、3才までは無料で入園できる。

さらに、リニューアルを記念して、ウルトラマンヒーローが毎日3回、ミュージアムに登場する。29日はウルトラマン、30日はウルトラマンダイナ、1日はウルトラマンタロウ…と日替わりになっている。

長引く不景気の影響で節約志向の家庭も多いだろうが、連休くらいは家にこもりっきりではなく、子どものために思う存分遊びたいものだ。入園料が半額となるこの機会に出かけてみてはいかがか。「おもちゃのまち バンダイミュージアム」は車の場合、北関東自動車道の壬生インターチェンジより約5分で、敷地内に無料駐車場が用意されている。公共交通の場合、東武宇都宮線「おもちゃのまち」駅またはJR東北本線「石橋」駅が最寄りとなる。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)