writer : techinsight

情報システム部門の担当者スキルを測定する「情シススキル診断2010」の無料提供を開始 テクネット

情報システム部門の担当者を評価することは非常に難しい。システム全体の管理はできるが、ネットワーク関係に弱かったり、技術的には高度であっても、企画調整力がなかったりといったスキル面の偏りが起きがちである。そして担当者本人が何を目指して精進すればよいか目標自体が不明確である。
そうした状況を改善し、情シス担当者のスキルを公正に評価するととともに、努力目標を設定する「情シススキル診断2010」の無料提供がテクネットにより開始された。

テクネットは、「情報システム部門の業務代行サービス」を専門に行う企業である。システム部門のあらゆる問題・課題を解決するノウハウの蓄積を活用した一種の検定試験として実施されるのが「情シススキル診断2010」である。

IT担当者に求められるのは、技術スキルだけではない。 チームビルディング、他部署とのコミュニケーション、経営視点での思考、財務・経理の知識、最新のIT動向の把握など、企業の成長にIT担当者のスキルアップは不可欠である。

本診断では以下4つのカテゴリーに問題を分類することにより、各カテゴリーごとにIT担当者のスキルレベルを比較する。

問題数:全60問

1.ITエンジニア力(30問)
2.プロマネ・コンサル力(10問)
3.セールス・マーケッター力(10問)
4.財務会計・経営者力(10問)

実施期間は2010年4月上旬~8月下旬までが予定されている。

本試験によって算定される偏差値などを社内評価基準として、昇級に反映させることによって、本人の努力目標が明確になり、人事管理上のメリットも大きくなることであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)