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コンビニが変わる?「adbo(アドボ)」が変える?

この不況でコンビニの成長も頭打ちだ。日本人の生活と文化を変えてきたコンビニだが、新しいことを始めないと生き残れないのかもしれない。そんな中、ファミリーマートで新しい試みが始まった。

株式会社ファミリーマートは2010年5月から都内のファミリーマート20店舗で、新しいデジタルサイネージ(電子看板)の実験を開始する。

これまでのデジタルサイネージは、単なる広告の掲載が多かったが、インタラクティブにニュース番組を中心とした独自のコンテンツや地域社会に役立つ情報も流す仕組みを作る。

これを実現するソリューションとなっているのが株式会社ブイシンクの「adbo(アドボ)」だ。Adboは高輝度ディスプレイ・顔認証・おサイフケータイ連動機能を備えている。顔認証を備えていることで、視聴者数、視聴時間、視聴者属性(性別・年齢)に基づき、表示させる広告や情報の内容を随時、自動で変更させることができる。

もちろん未だ実験も行われていないので効果は未知数だが、顧客の合わせた情報をうまく提供し、購買意欲へ誘導できるかもしれない。今後の結果が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 Yoshi Kato)