writer : techinsight

USBメモリー並みのサイズを実現したPC用ハイビジョン地上デジタルチューナー”ちょいテレ・フル”バッファロー

ノートPCをメインにして持ち運んで使っている場合、周辺機器はできるだけ小さいものが望まれる。これまで外出先で地上波デジタル放送を録画するというのは、チューナーが大きすぎて不可能に近かった。
しかし、今般、バッファローが発売する「ちょいテレ・フル」は、USBメモリ並みの極小サイズを実現した地上波デジタルチューナーがあれば、いつでもどこでも地上波デジタルが視聴・録画できる。

従来のパソコン用地デジチューナーは、クレジットカードサイズのB-CASカードを使用するため、チューナー本体の大きさがB-CASカードのサイズに制限され持ち運びには不向きだった。しかし、本製品は、従来のB-CASカードから大幅に小型化された、携帯電話などのSIMカードと同じPlug-inSIM形状の「miniB-CASカード」を採用することで、従来比約89%小型化し、USBメモリー並みのサイズを実現した。

ハイビジョン対応のパソコン用地デジチューナーが小型化したことで、ネットブックなど小型ノートPCで、家の中でも外出先でも手軽にノイズのないクリアな地デジ映像を楽しむことができる。

屋外などで電波受信感度が低く、地デジ放送が受信できない場合、ワンセグ放送に切り替えて放送番組を楽しむことができる。ワンセグ放送の録画にも対応。

また、地デジ放送を録画する際には、通常の地デジ放送と同時に同チャンネルのワンセグ放送が録画される。

録画したワンセグ映像をパソコンにつないだPSP「プレイステーション・ポータブル」を経由してメモリースティックにムーブすることで、録画した番組を外出先でも楽しむことが可能である。

受信感度向上のための様々なオプションも用意されており、据え置き型のPCにおいても省スペースで安定した受信感度で番組が視聴できるのがポイントである。

メーカー希望小売価格は11,500円 出荷予定時期は2009年12月中旬となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)